2013/06/11
いわくいいがたし〜

「浜村渚の計算ノート3さつめ」
〜青柳碧人〜

『浜村渚の計算ノート3さつめ』:青柳碧人(あおやぎ あいと):2012年6月15日:\571:講談社:県立M高校図書館
 副題は水色コンパスと恋する幾何学
〜渚は千葉の中学2年生。今日も学校終わりに警視庁黒い三角定規・特別対策本部に呼ばれた。皆藤ちなみが残したUSBを挿すとウイルスが起動し,警視庁のシステムが破壊される。それを食い止める方法は,数学の問題を解いて迷宮を抜け出すのみ。学習ソフトを使って数学を学んだ者は操作される危険が強い。算数・数学を学んでいなくても好きな人間を捜すしかなかったのだ。幕張の女性だけのITベンチャー企業の社長が謎のメッセージを残して失踪した。黒い三角定規が携帯に載せて人を操る電波への対策法を練れる自殺した技術者が接触していた。メッセージは三角関数らしい。千葉の貸しコテージで見つかった。皆藤ちなみが函館に地縁があると聞いて,北海道新幹線に乗った渚と武藤は隣り合わせた夫人が持つミステリーの謎解きを行う。プラトンの正多面体5つをモチーフにした家で起きた事件の真相は突き止めた。函館に着くと数学教室で学んだ3人の弟子のアパートが爆弾テロに遭い,霧雨リチャードソンが人工酸性雨を降らせると脅迫している。函館山かと警告するが,犯行場所は五稜郭タワー。皆藤も投降して警察の説得が重ねられる。渚の言葉が協力者の胸を打つ〜
 さらっと流しているが,解説にあるとおりディープな内容。ギャップが大きい。1・2も2.5も機会があったら読もう

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最終更新日 : 2013.06.11

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