2013/05/14
よし勇気を貰えた〜

「スモーカーズ・サバイバル・マニュアル」
〜片岡泉・寄藤文平〜

『スモーカーズ・サバイバル・マニュアル』:片岡泉(かたおか いずみ)著・寄藤文平(よりふじ ぶんぺい)画:2012年10月18日:\1200:マガジンハウス:茂原市立図書館
 そうだ・そうだ・そのとおり!
〜プロローグより:今,スモーカーに必要なものは,たばこの価値論や文化・歴史論ではなく,自分のみを守るための具体的な情報や知恵であり,リスクを回避するためのツールやスキルだと考えます。いかなる状況でも,安全にスモーキングするための,基礎知識から,上級テクニックまでを,この一冊にまとめました。・・・武器も装備もなく,勇者は旅に出かけません。どうか,スモーカーとして,生き抜いてください。禁煙法ができるその日まで。<本文>エピローグより:スモーカーは,かつて,男性的で,強い意志の持ち主で,渋い大人のイメージがありました。いつの間にか,スモーカーは,意志薄弱者で,おじさん臭く,社会の迷惑というレッテルを貼られてしまいました。どんなに,周囲に気を使い,スマートに行動しても,このレッテルはなかなか剥がれそうにありません。そろそろ,開き直ってしまいましょうか。個人の自由を,社会が迫害するのはおかしい,私たちは,より多く税金を払っているんだと。でも,それは,得策ではないと思います。今の社会は,ますます単純に,0か100かを決めたがっています。弱者は,さらに,社会的ポジションを失っていきます。スモーカーで,すいません。迷惑だったら,すいません。と頭を垂れるふりをしながら,したたかに,生き延びることを,私は選びます。スモーキングの歓びは,スモーカーひとりひとりにあります。他に代えられる単純なものでもありません。しかし,損得勘定しかできない,無駄を省くことしかかんがえない効率至上主義の人間には,たばこの存在価値は,どう解いても,理解できないと思います。そんな彼らと,それこそ無駄な議論をするよりも,おいしい一服を楽しみませんか。もちろん,安全な場所で。どうか,スモーカーとして生き抜いてください。あなたが,最後の一人になっても。〜
 心に沁みるなあ

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最終更新日 : 2013.05.14

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