2013/05/10
んん甘い〜

「用心棒血戦記 破邪の剣」
〜鳥羽亮〜

『用心棒血戦記 破邪の剣』:鳥羽亮(とば りょう):2013年2月28日:\1600:徳間書店:東部台文化会館
 シリーズ第2作
〜葵十三郎は老中の密偵をやりながら全国を歩き回るが,江戸に来た時は従者の茂十と共に兄弟子・白河の道場の食客として過ごす。門弟の一人から助太刀を依頼されるが,竹村は伊勢国彦里藩5万石の江戸勤番で,事情を聞くため寺に行くと,顔馴染みの神林もいた。話を聞くと,世継ぎを巡って,長男派と次男派に別れ,江戸では長男,国許では側室の産んだ次男・房之助を推している。医者を伴って国許へ戻り,長男が病弱で激務に耐えられないことを房之助が自ら藩主に訴えるらしい。それを阻止すべく,長男派は房之助の悪逆の犠牲となった藩士を中心に討っ手を組織したが,相手に一刀流や槍の遣い手がいると聞いて助勢を求めたのだった。女忍・ゆきから老中・松平伊豆守に伺うと,そのまま長男派に助勢しろとの連絡が来た。付かず離れず尾行するが,ゆきの報せで,酒匂川手前で敵の待ち伏せを知り,裏をかいて勢力を削いだが,三島手前の待ち伏せは,槍で駕籠を突いたが,房之助は載っておらず,味方を失った。大井川を渡った曲がり道では後方の医師の載った駕籠を襲撃して敵方の勢力を削いだが,房之助を守る連中はさっさと逃げ出した。駕籠を捨てて少人数の徒歩で一行は逃げたが,警護の石野が持つ槍で区別が付いた。新居の先で,待ち伏せした長男組は,槍を持って石野が固める前を襲い,十三郎や神林が遣い手を引きつけている間に,槍で房之助に止めを刺した。江戸へ戻る一行を石野らは追い掛ける〜
 何だか設定が甘い感じがして,これなら文庫で電車内読書に向くんじゃないかと思うんだけど

5月の記録にジャンプ

読書記録の目次に戻る

最終更新日 : 2013.05.10

SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送