2013/05/05
ノマド?〜

「女ノマド,一人砂漠に生きる」
〜常見藤代〜

『女ノマド,一人砂漠に生きる』:常見藤代(つねみ ふじよ):2012年12月19日:\760:集英社:東部台文化会館
 ちゃんと最後に繋がることが凄い。きちんとエンディングから考えているに違いない
〜女56才,一人で砂漠に暮らす・自分を変えるために海外へ・家を持たずに移動する暮らしに憧れ・慎重140センチの老婆と7頭のラクダ・テントは寝る時,星が見えない・ラクダ1頭1頭の足跡を見分ける・炭と砂でパンを焼く・町では飛んでいる鳥を眺められない・オパイをチュチュチューッてすわれて・肉はたまに食べるからおいしい・こんどはオトコをつれておいで・ラクダは私の匂いを覚えていた・毒ヘビに噛まれたら死ぬしか以内・小麦粉を湯にとかして空腹をしのぐ・息子は大きくなればオッパイを忘れタバコをすう・可愛がった家畜に殺されることも・最後の晩餐はヒツジの脳みそ・今夜,砂漠でいっしょに寝ない・ラマダンは楽しい?・男は自由でいたいもの・人も犬もなまけ者になった・1分後には死んでしまうかも・日本のオンナをつれて来い・電話のない遊牧民を見つけるには・最後に通った車のわだちを見つけるには・雨が降り出したら,荷物はすぐに山の上へ・ママは若くないからね・皿を洗った水も飲む・水1滴で文句を言われる・砂漠で怖いのは水がなくなることだけ・ゴルスづくりに初挑戦・砂漠で隠しごとはできない・雨が去って観光客が来た・水も食料もふんだんにあるが……・男を誘惑するドイツ人女性・病気が町からやって来る・トクをするのはオーナーだけ・近くにいても心は遠い・夫は町の若い女を妻にした・動物の皮でサンダルを作る・砂漠の眠りは美しい・母から娘に手渡されてきた暮らし・農薬を使った食べ物で難産になる・者があふれて心が忙しくなった・不倫より一夫多妻・男は若い妻の言いなり・悪いことをしないのは神を恐れるから・日本に足跡はないのかい?・男につれなくするのが女のたしなみ・物にこだわるのが今の結婚・かつて花嫁は式で泣いていた・結婚はスイカみたいなもの・若い妻にお金をすい取られた夫・式の会場は家の前の路地・ブラジャーもスリップも結婚までおあずけ・処女の証・血の付いた白いハンカチ・夫のためにセクシー下着を買いあさる娘・男は4,5回離婚してもかまわない・簡単に会えないからいとおしさがつのる・妻の美しさは夫だけのもの・むだ毛処理も出産も,イスラムの教え通りに・オレ様夫を立てれば家庭は円満・女は宝石・独女でいるより既婚男と結婚した方がマシ・夫を共有する2人の妻の対面・妻2人は料理も食事もいっしょ・夫婦でセックスを我慢するのは罪・古い妻をないがしろにする夫・妻を平等に扱わない男は地獄に堕ちる・お一人様を支えるアナログなつながり・男はアソコが好きな野差・新しいマダムと私とどっちがきれい?・夫のものをちょん切ってやる!・夫に冷たくされた妻の死・フジヨの子をラクダに乗せたら可愛いのに・夫を若い妻に取られた妻の呪い・動き回っているからラジオがいい・男と親しく話すと婚期をのがす・妻を働かせて自分は遊んでいた夫・よい雨が降っても定住地を離れない・こんどはコカ・コーラを持って来て・ケータイは聞きたくないことも聞かされる・いつまで砂漠にいるかは神さまがきめる〜
 ノマドの説明はないんだけど,これで誰にも通じるのだろうか。若い女が遊牧民に憧れて住み着いちゃったって話かと想像していたのに,引っ込み思案の行かず後家がライフワークを見つけたって話でした。まあ,それなりに面白いけど,タイトルの付け方が決まっていなくて焦る。これは編集者が付けたのだろうか?

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最終更新日 : 2013.05.05

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