2013/04/20
更に子供も大変〜

「ココロコネクト カコランダム」
〜庵田定夏〜

『ココロコネクト カコランダム』:庵田定夏(あんだ さだなつ):2010年10月12日:\600:エンターブレイン:県立M高校図書館
 シリーズ3
〜陸上部の女子・大沢の肉体を乗っ取った<二番目>は12時から17時まで太一にはナイトになって貰うと宣言する。フウセンカズラではないようだ。桐山は11歳に,永瀬は6歳になってしまった。太一の前に現れる二番目は自分の事を誰にも話すと云うから,誰にも打ち明けられず,10歳になった青木は桐山の事を菜々の姉だと思っている。菜々は中学校で付き合っていた子で親の仕事の関係でM県に越してしまって別れたが,初恋の相手に似ていたから桐山唯を好きになったのかと青木は悩み始め,桐山は小学校時代のライバル・三橋が別れた父を訪ねて,高校になったら全国大会で会おうという約束を何故忘れたのか詰る。若返りが起こる時間を共に過ごすため,取り壊しが決まっているビルの一室に年末年始閉じ籠もるが,唯の妹と三橋に見つかってしまった。青木と桐山の言い合いに恐れをなした二人は引き下がるが,太一と話し合う内に,青木は菜々を訪ねて気持ちを確かめずには居られなくなった。介助人に八重樫を連れてM県に赴いた青木は,菜々に会うと,好きだったけど今好きなのは唯だと告げ,若返りが生じても菜々のお姉さんとは間違えなくなった。男性恐怖症に陥った直後の歳になって怯える唯は,17時になると自分を変えなくてはならないと青木に抱きついた。永瀬は酒乱の義父と暮らしていた歳になるが,戻ると今その義父が同居していて,また暴力を振るう様になったのだという。稲葉に詰め寄られて<二番目>の秘密を漏らすと,永瀬の身体を乗っ取って,ランダムに起こすと宣言する。母が危ないと駆けつけたい永瀬にはまた太一が付き合うことになったが,アパートのドアの前で永瀬は一歳ほどの赤ん坊になってしまう。だぶだぶの服の中に永瀬を抱えて逃げる太一を追うのは担任で顧問の後藤だが,中身は<フウセンカズラ>。二番目はやりすぎたから,もう止めると一方的に云う。今に戻った永瀬は母と話し合い,母は娘がやり直したがっている,娘は母がやり直したがっていると勘違いしていることが判明し,母は断固として男を拒否した〜
 二番目って何だろうね,フウセンカズラで良いのに,別の神を出しちゃった。フウセンカズラの秘密が明かされたら,このシリーズは終わりだろうから,当分は明かされないね

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最終更新日 : 2013.04.20

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