2012/12/29
続編〜

「神去なあなあ夜話」
〜三浦しをん〜

『神去なあなあ夜話』:三浦しをん(みうら):徳間書房:2012年11月30日:\1500:県立M高校図書館
 羨ましいよな・・・山の暮らし
〜雷雲が近づいて早く帰った夜,繁ばあちゃんは神去村の伝説を語り出す。結末はおやかたの息子・山太が帰ってからだった。教習所に通って免許が取れそうになって小学校の先生をしている直紀さんに会いに行ったが詰まらない言い争いをしてしまった。そんな僕・勇気に軽トラでヨキとの馴れ初めをみきさんは教えてくれたんだ。今年も祭の日が来て清一班は先導役を務め,つつがなく祭は終わったが,清一さんとヨキの両親が二十年前の同じ日に死んだことを知った。村人総出でお参りに行った帰りにマイクロバスが奈良の谷底に落ちたのだ。ヨキは小学校5年,清一さんは高校2年でおやかたになった。電力会社が送電線のメンテナンスをするために山に入る下準備をしていた僕は帰り道で足を挫いて山の神が宿るケヤキの下でヨキと一夜を過ごすことになった。村の悲劇を教えてくれた山根のおっちゃんは祭に持っていった虎魚の干物をなくしてお稲荷さんに願を掛けたらすぐに出てきた。僕も直紀さんとおつきあいが出来るようにお願いした。清一さんの息子の山太は学校でクリスマスのことを知って超合金のロボットを欲しがっている。清一さんの庭にツリーを立て,皆でパーティーをやれば直紀さんも誘える。遅れてやってきた直紀さんに誰に送ってもらったか詮索する僕の非は明らかだ。クリスマスの朝,家に軽トラで送っていって謝り,次の約束を取り付けた〜
 ヨキって与喜って書いていたんだ。何だか,山の空気のように清々しい

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最終更新日 : 2012.12.29

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