2012/11/18
あっは〜?〜

「百年法 上」
〜山田宗樹〜

『百年法 上』:山田宗樹(やまだ むねき):2012年9月30日:\1800:角川書店:県立M高校図書館
 SFかなぁ?
〜2048年,百年法施行が迫り,内務省の特準室の遊佐は内務大臣や首相が乗り気でないのでやきもきしている。刑事の戸毛は1986年に爆弾事件を起こして死刑になった安那谷童仁が未だ生きていると確信して,その協力者だった元軍人の木場ミチオを追いかけ回している。ユニオンに所属する仁科蘭子は死なざるを得ない同僚に心悩まされながら,学生時代の親友の娘を捜し出した。皆,HAVIという不老処置を受けているが,親友は処置を受けずに老衰で亡くなっている。遊佐が極秘レポートをリークしても首相は凍結の是非を国民投票に掛けるという。100年目となる室長は施行に向けてビデオを遺し毒を呷って実現を期待し,調査では実施賛成が優勢だが,93%の投票率で凍結を望む人が53%を記録した。遊佐は左遷され,蘭子の同僚は自殺し,戸毛は狂喜する。百年法施行を断行しようと与党を抜けた牛島を独裁者に仕立てるため遊佐は動き出す。2076年,木場と蘭子の間に生まれた大学生のケンは母に期限が迫っているのを救おうと偽造IDを手に入れようとするが,母は従容と死を受け入れるために紫山センターへと赴き,息子に父と安那谷の秘密を語り遺していた。十数年後,牛島大統領の独裁を作り上げた遊佐は首相となり,特例法により政権を支える人々は特例で活かされており,拒否者も8万人に登っている。東京駅で爆弾テロが起こり,安那谷童仁を名乗るテロリストが活躍を再開する。若手官僚は遊佐こそが大統領になるべきだともいう。中部山中に安那谷王国がテロリストを抱えていると報告を受ける中,富士を見渡せる大統領官邸に呼ばれた遊佐は特例措置で悪戯を仕掛けられる。一方,突発性多臓器癌,SMOCが多発していることを知った医師・加藤はメディカル・バンを走らせると山中で止められる〜
 まったく荒唐無稽で話に入り込めなかったが・・・SFにしては設定が粗い。リョコウバトに発見された不老ウィルスが人間に応用され・・・・(あらら)

11月の記録にジャンプ

読書記録の目次に戻る

最終更新日 : 2012.11.19

SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送