2012/11/08
テレビでちらっと見た〜

「はなちゃんのみそ汁」
〜安武信吾・千恵・はな〜

『はなちゃんのみそ汁』:安武信吾・千恵・はな(やすたけ しんご・ちえ):2012年9月15日:\1300:文藝春秋:県立M高校図書館
 4歳の女の子がみそ汁を作る
〜離婚経験のある安武信吾は音大生の千恵に恋して,結婚しようと云う時,乳癌が見つかった。右乳房を切除し,抗ガン剤の治療を続けた結果,転移は見つからず,生理も戻って妊娠し,娘を出産したが,肺への転移が見つかった。ブラックジャックの指導で免疫力を高める努力により転移した癌は消えた。母親が癌であるために多くの待機児童がいる中で玄米食を実施している保育園に娘は入園したが,更新手続きのために検査したら,肺・肝臓・骨に無数に転移していた。自分が死んだ時に娘に何も残してやれないと,4歳の誕生日から包丁を持たせ,用意・洗濯・片づけに加えて料理も憶えさせた。ブラックジャックは信頼関係が壊れたと相手をしてくれず,腎臓が機能しないためにアンモニア濃度が高まって意識が混濁する。5歳の娘を残して33歳の若さで千恵は亡くなり,父を思いやる娘は毎朝みそ汁を用意するのだ〜
 涙なしには読めない本。実話だからねぇ。娘が偉い!

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最終更新日 : 2012.11.08

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