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2009/10/27
〜書くものに詰まっているかなあ〜
「ブラザー・サン シスター・ムーン」
〜恩田陸〜

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| 『ブラザー・サン シスター・ムーン』:恩田陸(おんだ りく):河出書房新社:2009年1月30日:\1400:県立M高校図書館 |
| 美しい映画だった・・・感動も憶えた |
| 〜楡崎綾音と戸崎衛と箱崎一は高校の同期で,同じW大に通っていた。綾音は作家になろうとした時期をぽつぽつと語る。戸崎がジャズ・ベースを極めようとして普通に就職するだろうと大学時代が語られる。箱崎は異例の映画監督として受賞し,高校・大学時代を振り返る。繋がっているけど繋がっていない人たちとは自分たち三人で,高校一年の課外校外活動で空を飛んできた縺れた数匹の蛇が川に落ち,バラバラに泳ぎ去っていく光景が焼き付いている。そして三人で名画座で観たブラザーサン・シスタームーン〜 |
| 作家と映像監督は一人称。サラリーマンは三人称。BROTER SUN SISTER MOON を観たのは試写会だったろう。美しくて感動した。感動したのは美化された(?)聖フランチェスコの生涯であったが,自分にこうした生き方は出来ないとも考えた。恩田さんは1964年の生まれだから七つ八つ下。自分の大学時代を思い出させるような話を書いている。何もなかった4年間。狭い世界で放し飼いにされていた。確かにね。自分よりちょっと上の世代を書いているのではないだろうか。いや,たかだか7・8年では大して変わっていないのかも知れない。読み始めは,第一部で恩田が物書きになるきっかけをぽつぽつ話しているだけかと感じて放り出したくなったが,彼女の「読み始めた本を最後まで読まなかったことはない」と断言して,渋々読み進めた結果が読後感を書かせている |
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最終更新日 : 2009.10.27
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