2009/8/23
〜青森県岩木町の林檎農家・木村秋則の記録

「奇跡のリンゴ」
〜石川拓治〜

『奇跡のリンゴ』:石川拓治(いしかわ たくじ):幻灯社:2007年7月25日:\1300:茂原市立図書館
 「プロフェッショナル仕事の流儀」ではなく「NHKスペシャル」で取り上げるべき内容ではないかと
〜機械が好きであったが,故郷に帰って婿養子に出された先に持っていった持参金代わりのリンゴ畑で無農薬に取取り組み,有機肥料と害虫を手で取って,リンゴを栽培しようとしたのは,奥さんが農薬に過敏だったからだった。色々な食材を農薬代わりに使ったが,無施肥・無農薬のリンゴの木は枯れていき,極貧に喘いでいたが首を括ろうと上登った岩木山でドングリの木を見て,その土に秘密があると気付いた。鶏糞で作った堆肥よりも,大豆が地中に作った窒素の方が効果があり,土を自然の状態に近づける。土壌に窒素が不足していれば大豆を撒く。秋には一回だけ草刈りをする。病気の発生の兆候を見極めて,頻繁に酢を撒布する。害虫が増え始めたら,発酵リンゴ汁を入れたバケツを木に下げる。葉脈を見ながら,リンゴの木を剪定する・・・。売値は限りなく農薬リンゴに近づけたいと願っている〜
 歯がないのは,キャバレーの客引きをやっていて,みかじめ料を払っていないヤクザに声を掛けて殴られたのが,きっけかだった。木が枯れかけたときに声を掛けなかった木は倒れてしまった。台風が青森を襲ったとき,近所のリンゴの木が根こそぎ倒れたのに,木村の農園のリンゴは倒れず,実も落とさなかった。調和を保つことを第一に考え,リンゴは木が作るものだとわきまえて,人はその手伝いだと自覚することが大事であると云うこと。人にノアの様だと云われれば「私の舟に乗りなさい」と答える人物。陽気で頑固で愛すべき人だ

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最終更新日 : 2009.08.23

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